オーナーズボイス

好きなインテリアに囲まれてくつろぐ、至福のひととき

#021

兵庫県在住

間取り:2LDK+F+WIC

家族構成:4人

お住まいとの出会い

金融機関に25年、その後機械プラントメーカーで10数年とサラリーマン生活を重ねてきました。現在も現役ですが、徐々にセカンドライフを考えるようになり、1年ほど前から資産と実用を兼ねた不動産の購入を検討しました。当初は自宅沿線で探していましたが予算などの条件に合わず、エリアを広げた結果出会えたのがこの住まいです。東南向きで日当たり抜群、駅が目の前で利便性もよいことが決め手となり、購入を決めました。

この住まいの一番の特徴は、三角形のリビングルーム。窓面が広く、朝から夕方遅くまで光がいっぱいに入り、開放感にあふれています。空間そのものを存分に楽しめるよう、シンプルでスタイリッシュな「Arflex」のダイニングセットをセレクト。昼間は写真のように明るい雰囲気ですが、夕暮れは幻想的に、夜は北欧ブランド「BoConcept」のペンダントライトが落とす柔らかな光でぐっと落ち着いた印象になります。

家族とともに住む自宅はJR沿線の一戸建てで、現在は購入したマンションと半々位で生活しています。マンションの住戸は13階建ての低層階。住んでみるまでわからなかったのですが、低層階は意外なほど快適です。朝の通勤でもエレベーターを待つ必要がないからです。駐車場へも出やすく、休日の買い物や自宅との往来などフットワークよく出かけていけます。

開口部の大きい窓は暑さ寒さの影響を受けやすいかもという心配がありましたが、杞憂でした。気密・断熱性が高く、今年の厳しい冬でも床暖房さえあまり使わずに過ごせています。最新のマンションならではの住み心地のよさですね。

新居のインテリアを選ぶために出かけた「BoConcept」の近隣に「Lloyd's Antiques」がありました。それがアンティーク家具との出会いです。上質な素材で造られた一点物、でも現代の高級家具と比べると手に入りやすい価格のアンティーク家具をじっくり見て回るという、新たな楽しみができました。

リビングスペースにはBoConceptのソファとテーブルにアンティーク家具を組み合わせました。一見テイストが違うようですが、グリーンを配置することで統一感が出て、いちばんのお気に入りの場所になりました。アンティークショップで選んだウォールデコレーション、BoConceptのフロアライトも演出に一役買っています。

アンティークのローテーブルはネスト構造になっていて、引き出してテーブルとして使うほか、椅子としても使えます。

窓に面したリビングの奥に施した壁の造作は、モデルルームと同じものです。好きなワインの趣味を楽しむ場所にするため、購入時にオプションとしてリクエストしました。ワインに関連する書籍や小物を飾っています。

ほかに独立した2室があり、ひとつは寝室として使っていますがもうひとつは書斎にする予定です。これらのスペースにも好きな家具を設えていきたいのですが、予算に限りがあることと、じっくり選んでいきたいという思いから、まだ完成していないのです。しかしもうしばらくの間、各部屋を少しずつ整えていく過程を楽しんでいくつもりです。