DESIGN
大らかに、そして、誇り高く。
満ち足りた日々の象徴となる風景をここに。
FACADE
この地に導かれた必然を重ねて。
物語は、細部に宿る。
過去と未来のつながりをイメージした水平ラインを積層させながら、
素材や色の切り替えによる縦方向の分節表現を施すことで、
道ゆく人の視線を集める美しさとリズムを創出した外観。
北側には、木調の軒裏が美しい大庇に守られたエントランスを配置。
宿場町の街並みに着想を得た懐かしくも温かなデザインが、
この地の記憶を新たな景観へと昇華します。
【北側角】
旧川越街道に面した建物の北西角には、駅方面からの視線を受け止めるアイストップが必要だと考えました。ディテールに用いたのは、端正なグリッドが美しいコーナーサッシュ。さらに、ダークグレーの庇を積層させることで、道ゆく人の視線を誘導するリズムを演出。見上げる度に誇らしくなる建築の表情が、歴史ある通りに印象的な風景を描き出します。
【南側】
南側のファサードには、穏やかな住宅街にふさわしい落ち着きと共に、新元素発見の地として知られ、近年は再開発にも注目が集まる和光の先進性に響き合うデザインを求めました。スタイリッシュなグレーのガラスに浮かぶ柔らかな光沢。美しく空を切り取るテラス上のフォルムと、最上階の軒裏を彩る木調仕上げ。清新にして温かな表情によって、家族の未来を受け止める住まいにふさわしい世界観を表現しました。
【エントランス】
旧川越街道沿いのエントランスは、建物全体に息づく未来の文脈の中にありながら、一方に過去の文脈を併せ持つ空間です。広がりのある庇によって演出されたアイレベルのスケール感、木立やガラスの向こうに内部が見えがくれする開かれた印象は、かつてこの街道沿いに連なっていた宿場町の街並みをオマージュしたもの。土地の記憶を受け継ぐ必然のモダンデザインが、この邸宅に息づく美意識を静かに語りかけてきます。
安宅設計
1964年の創業以来、集合住宅を中心とする様々な用途の建築を手がけてきた安宅設計。「住まう・使う」ことを基本とする快適な住空間の創出と、良質な地域資産となる街並みの形成を理念に掲げ、これまでも数々の都市を舞台に、住む人と街の誇りとなる美しいレジデンスを送り届けてきました。
クレヴィア三軒茶屋
(2023年9月竣工/分譲済み)
クレヴィア西馬込
(2023年4月竣工/分譲済み)
クレヴィア小石川後楽園
(2020年2月竣工/分譲済み)
クレヴィア日本橋水天宮前
HAMACHO RESIDENCE
(2021年12月竣工/分譲済み)
LANDPLAN
土地本来の開放感に包まれて、
ゆったりと構える2棟構成のレジデンス。
- □ 二方接道
- 北側の旧川越街道と南側の浅久保通りに接する敷地。光と風の通り道に恵まれた土地本来の開放感が、家族の日常となります。
- □ エントランスホール
- 木立をイメージした列柱や水の煌めきをイメージしたガラスアートが、武蔵野の森の中を歩くかのような日常体験をもたらす空間。
- □ 屋内駐輪場
- 北側道路から専用動線でつながる屋内駐輪場を完備。セキュリティ性の高さはもちろん、雨による自転車の劣化も最小限です。
- □ 専用庭
- 1階住戸には、ガーデンスペースを設けた専用庭をプランニング。南側住戸の専用庭には、道路から直接入れる駐輪スペースも併設。
GREEN
届けたかったのは、
武蔵野の自然を深呼吸する日々。
大庇と一体になった前庭の木立や風除室の正面に佇むシンボルツリーをはじめ、敷地の余白には武蔵野の自然をイメージした木々や草花をふんだんに配植。自然の息吹と四季の彩りに包まれたランドスケープが、暮らしに鮮やかな潤いをもたらします。
COMMONS
思い思いの時間が満ちていく、
“森に寛ぐ”窓辺のラウンジ。
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