浦和は駅前の商業施設だけでなく、
ローカルなグルメスポットの多さも魅力。
地元民に愛されるお店をご紹介。
TOWN VOICE
こんなに愛せる街は、他にはない。
地元で長くお店を営むオーナーからは、
街への愛着、これからに期待する声が聞こえてきます。
そんな浦和がもっと好きになる、
街の魅力についてお話を伺いました。
埼玉県産野菜をふんだんに使ったフレンチ
学校給食を提供し、
子どもたちの食育にも協力
合田友祥シェフが創作するのは“さいたまヨーロッパ野菜”をたっぷりと使用したフレンチです。前菜からメインまで、どのプレートにも新鮮な野菜が彩りよく盛り付けられ、シェフの地元産野菜への愛情が感じられます。「自家農園も所有しているんですよ。6年ほど前からは食育の一環として、さいたま市内の小中学校に地元産野菜を使ったフランス料理の給食を提供する活動をしています。この活動を通じて、子どもたちの地元産野菜への関心が少しでも高まってくれれば嬉しいですね」
自然が豊かで落ち着いた雰囲気の浦和
上品で、食への意識が高いお客様が多い
店内は気軽にフレンチが楽しめるよう、木目を生かし、ベージュ系でまとめられたカジュアルな空間。「浦和は東京へのアクセスもよく、都心に近いのに自然が豊かで落ち着いた雰囲気があります。皆さん、食に対する意識も高いような気がします。お客様は上品な方々が多く、ランチも、ディナーも、ゆったりと楽しんでいらっしゃいますね」。
一品一品、シェフが想いを込めた
ヘルシーフレンチ
豊洲市場から仕入れた鮮魚と自家栽培の野菜、さいたまヨーロッパ野菜を中心に、旬の食材をふんだんに使ったヘルシーフレンチが楽しめます。ランチ、ディナーともにコースのみです。グラスからボトルまで、シェフが厳選した多彩なワインも愉しみのひとつ。オープンキッチンなので、店内のどの席からも、一品一品想いを込めて料
理を作る合田シェフの姿を見ることができます。
■カジュアルフレンチ アミー
[フレンチ、洋食、ワインバー]
埼玉県さいたま市浦和区東高砂町20-20
T-BRICKビル 2階
浦和人が愛してやまない集いの場
まさに“公民館”のような居酒屋
浦和人はとてもフレンドリーで包容力があると今井店長は話します。「この街では、昔からの住人と新しい住人がうまく混じりあっていると思います」実際、お店では見知らぬ隣同士での会話が弾み、仲良くなるのは日常風景。「うちの店は年齢、性別、職業に関係なく、誰もが情報交換できて、仲間になれる“公民館”のような存在です。ここで出会ったのが縁で、結婚したお客さんも結構いらっしゃいますよ」
文武両道で、文化や教育、
行政に対しての意識も高いのが浦和人
浦和といえば浦和レッズ。試合前は決起集会、試合後は勝っても負けても「力」に戻り、喜んだり、悔し涙を流したりと盛り上がります。「浦和人は皆さん“文武両道”というイメージです。サッカーを通じてのつながりはもちろん、文化や教育、行政に対しての意識も非常に高いです。ですから、浦和は賑わいと落ち着きのバランスがちょうど良い、住みやすい街になっているんだと思います」
浦和の発展を見守り、愛され続ける居酒屋
JR「浦和駅」西口から徒歩3分。卸直送の肉を秘伝のタレで食べる串焼きは、鮮度バツグンの美味しさと大好評で、営業開始と同時に行列ができるほどの賑わいです。創業55年、地域のお祭りにブースを出すなど地域活動にも熱心に取り組んでいる「酒蔵 力」。浦和の発展を見守り、浦和の人々に愛され続ける
名物居酒屋です。
■酒蔵 力 浦和本店
[居酒屋、焼肉、焼き鳥]
埼玉県さいたま市浦和区仲町1-3-7
名店の名にふさわしい丁寧な仕事で
最高級の国産“新仔鰻”が味わえる
浦和は江戸時代から鰻料理を供していた歴史ある街。鰻のかば焼き発祥の地とも言われ、名店が軒を連ねます。そのなかでも「むさし乃」は、宮崎県産最上級の国産鰻が味わえる名店として有名です。鰻重で使われる“新仔鰻”は、稚魚から同じ池で育てられた最高級の活鰻。亭主自らが一本一本、丁寧に小骨を抜き、注文を受けてから蒸し、備長炭でじっくり焼き上げています。
香ばしい香りが広がり、
ふっくらクセのない脂と甘味が特徴
「臭みがないので山椒をかけずに召し上がってください」というお店のおすすめに従って食すと、口中に香ばしい香りが広がります。さっぱりとクセのない脂に新仔鰻特有の甘味、肉厚でふっくらとして、とろけるような柔らかさ。まさに、この店でしか味わえない極上の味が堪能できます。
浦和を代表する鰻料理の名店
JR浦和駅東口より徒歩4分、前地通り商店街に位置し、開店前から行列ができるほどの人気店です。店を構えて60年の歴史があり、現店主で3代目となります。鰻重のほか、白焼きもあり、こちらは生醤油でいただきます。
■鰻 むさし乃
[うなぎ]
徒歩4分/約250m
埼玉県さいたま市浦和区東高砂町8-3
上質で特別な時間を提供したい
この街はその想いにふさわしい
長年、レコードコレクターとして活動してきた井上憲シェフが、自分がセレクトした音楽を聴きながら、モダンフレンチを味わってほしいと、育ちの故郷である浦和に2019年に開業した「RESTAURANT SALT」。「緑が多く、人にも、街にも落ち着きがある。ここなら上質で特別な時間を提供するのにふさわしいと想い、このレストランを開店しました。お客様は20代のカップルから70代のご夫婦など、幅広い世代の方々が
いらっしゃいます。場所柄、弁護士会や
医師会の方々も多いですね。皆さん、
ゆっくりと時間を過ごしてい
らっしゃいます」。
食事や音楽、香り、器、空間まで
トータルで楽しんでいただきたい
店内にはグラフィティアートの作品が飾られ、多彩なカルチャーの融合が感じられます。「食事や音楽、香り、器、空間まで、トータルで楽しんでいただきたいです。また浦和という街には、多様性を受け入れる土壌があると思います。若い人たちには、面白いお店をどんどん出店して、街をさらに盛り上げていってほしいですね」。
素材が持つポテンシャルを最大限に引き出す
シェフ個人の経験や考え方を採り入れたコースメニューを提供。肉・野菜・穀物など食材のほとんどは埼玉県産の厳選食材、魚介類は九州唐津漁港の仲買人からの直送です。BGMには井上憲シェフがセレクトした60年代~70年代のジャズ、ソウルなどが流れます。
■RESTAURANT SALT
[イノベーティブ、フレンチ]
徒歩17分/約1,350m
埼玉県さいたま市浦和区高砂
4-4-19 TAC高砂ビル1F
落ち着いた雰囲気のなか
心に残る、極上の江戸前寿司を
店内に入ると、目の前には檜の一本板を使ったカウンターがすっと延びています。落ち着いた雰囲気のなかでいただけるのは、極上の江戸前寿司。店主は「お客様に心に残るお寿司を召し上がってほしい」と言います。そのために天然物のネタにこだわり、店主が豊洲に足を運び、産地のはっきりした旬の魚介を仕入れています。その季節にしか味わえない、まさに一期一会のお寿司を堪能できます。
食材に真摯に向き合い
職人技で魚本来の味を引き出す
江戸前寿司とは本来、煮る・焼く・酢で〆るなどの
下ごしらえを施したネタを握ったお寿司をいいます。「よし佳」で味わえるのは熟練の職人技で仕上げた本格的な江戸前寿司。食材に真摯に向き合い、魚の旨味を存分に引き出す、江戸前の心意気が感じられます。
県外からも客が訪れる珠玉の江戸前
埼玉県内はもちろん、県外から訪れる人も多いという人気店。店主は銀座・日本橋の名店で修業を重ね、平成4年(1992年)に開業。選び抜いた素材を味わえる「季節のおまかせコース」、「本日のにぎりおまかせ・お好みコース」などがおすすめです。
■よし佳
[寿司、海鮮、日本料理]
徒歩2分/約100m
埼玉県さいたま市浦和区東仲町28-23
シェフパティシエ自身が厳選した
旬のフルーツで創作する絶品スイーツ
店内に入ると正面にスイーツのショーケース。思わず目移りするほど美しい色彩のケーキたちが並び、それはまさに宝石のよう。どれも興野燈(きょうのあかし)シェフパティシエが日本中の産地に足を運び、選び抜いた素材を使った、まさに極上のスイーツです。なかには北海道産夕張メロンや鹿児島県産完熟マンゴーなど、季節限定素材のスイーツもあります。
フランスで出逢って
感動した味をダイレクトに表現
興野シェフはフランスで修業を積み、2007年にこの地で「アカシエ」を創業。以来、フランスで出逢って感動した味をダイレクトに表現したいとの想いでお菓子作りをしています。シェフが創るスイーツは“甘いものは甘く、苦いものは苦く”と素材を生かしたメリハリのある味わい。この味に魅了されて県外からも多くのお客様が通います。
フランス菓子の深い味わいを伝える
パティスリー
埼玉県庁の近く、パリのパティスリーを思わせるオレンジ色の外観が印象的です。同店を代表する「アントワネット」はフランス伝統菓子を現代に蘇らせたケーキとして人気です。マカロンや焼き菓子、ショコラなどもあります。
■アカシエ浦和店
[ケーキ、マカロン]
徒歩17分/約1,300m
埼玉県さいたま市浦和区仲町4丁目1-12
プリマベーラ 1F
※掲載の写真は、2024年4月・5月に撮影したものです。※表示距離は現地から該当施設等までの距離を地図上で計測した概算です。徒歩分数は80m=1分として算出(端数は切り上げ)したものです。
※掲載の周辺簡易マップは各店舗のおおよその位置を示したもので多少異なります。※掲載の情報は2024年6月現在のもので実際とは異なります。